ラストホール是一部片,秋葉が父との別れの経験をもとに、7年の歳月をかけて完成させた本作。踊ることをやめたダンサーの暖は父・陽平の死から背を向けて生きてきたが、彼の死から6年がたったある日、故郷からやってきた幼なじみの壮介から陽平の残した1枚の「食べたいものリスト」をたどる帰路へ無理やり連れ出される。そして2人は陽平の面影に触れながら、咀嚼できない思いと向き合っていくのだった。