TOCKA [タスカー]是一部片,北海道オホーツク海沿岸の国境の町<根室>でロシア人相手の中古電器店を営むその男(章二)には、「死にたい」理由があった。自死ではなく「殺されたい」と願う男は、シンガーの夢を諦め、生きる意味を失った女(早紀)と、先の見えない生活に疲れていた廃品回収業の青年(幸人)と出会う。男の事情を知った二人は、希望を叶えようとある計画を立てるのだが――。