夢半ば是一部片,30歳を目前に控え、映画が撮れなくなってしまった安楽。友人たちは地元の西葛西を離れ、同棲して4年になるみちことは結婚の話も浮上していた。今撮りたいものがわからず、友人と掲げた夢も道半ば。安楽は“撮ること”を通して自らを模索する。撮影は安楽の地元である西葛西や、実際に暮らす自宅で実施。限りなく実人生に近い私的な物語が紡がれる。