釘を打つ女是一部恐怖片,与三郎(佐々木功)は、女道楽のほかに能のないぐうたら者で、母親(三田登喜子)にもあいそを尽かされて勘当の身。半年前にお鈴(二本柳敏江)と結婚したものの、借金のために遊ぶことさえ出来なかった。そこで、与三郎は植木職人の仙之助(長谷川明男)と組んで、自分が急死したことにして葬式を挙げ、香典を巻き上げようとたくらむのだった。