来自珍珠湾的归还是一部片,2011年秋 NHK SP 昭和16年、日米の緊張が高まるなか、「甲標的」という二人乗りの特殊潜航艇の搭乗員に選ばれた酒巻和男少尉は、岩佐直治大尉らとともに愛媛県佐田岬半島の三机で訓練に励んでいた。酒巻たちの宿となった岩宮旅館の娘の緑は、訓練生たちから慕われていた。 同年12月8日、酒巻たち10名は5艇の甲標的に乗り込み、真珠湾攻撃に参加する。しかし、全艇帰還せず9名が戦死。ただひとり酒巻だけが生き残り、太平洋戦争における捕虜第一号となった。 大本営は戦意高揚のために9名の戦死者を「九軍神」と讃える一方、捕虜となった酒巻の存在を隠そうとした。酒巻はアメリカ国内の収容所で捕虜生活を続けるうちに、なぜ自分だけが生き残ったのか、生かされた自分は何をすべきなのかを考えていく。
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