鏡山競艶録是一部剧情片,伊達騒動と並ぶお家狂言、加賀騒動に草履打復讐譚を加えた歌舞伎ネタ。監督は、「影法師」「雄呂血」など、一連の阪東妻三郎主演作で知られた名脚本家、寿々喜多呂九平で、1930年から監督に転じ、34本の作品を残した。本編は、1933年の同監督作のリメイクで、キャスト全員が女性という、女優顔見世映画である。