赤色罪行是一部剧情片,犯人に間違えられた男が検事の妻を誘拐し、平和な一家の日常生活を脅かしていく。警察をブチ殺すために映画を撮り始めた若松の反権力思想をストレートに表した初期の傑作で、小川徹がいち早く支持し、若松孝二という作家の名を広く世に知らしめる契機となった。